巨人・浅野翔吾選手が故郷で自主トレを行いました!
プロ野球・巨人の浅野翔吾外野手が故郷・香川県の高松市生島町のレクザムスタジアム(県営野球場)で自主トレーニングを行い、その様子を報道陣に公開しました。
阿部慎之助監督に自ら申し出て敢行している若手では異例の単独自主トレです。高松商業高校の主将からドラフト1位にまで成長させてくれた思い出深い球場で、何度も息をあげる激しい打ち込みを連続で行い、シーズン3年目の「全試合一軍」「70打点」に向けて決意をみなぎらせていました。
浅野選手は昨年末から高松市の実家に帰郷、同球場での自主トレは年明けから高松商高時代のチームメイトや先輩らのサポートを受けながら行いました。
報道公開には在京のテレビ局や新聞社、地元のメディアなどから記者ら約30人が詰め掛け、一挙手一投足を見守りました。
プロ球界では、入団3年の若手が、地元で単独で自主トレをするのは異例と言います。飛躍を期した昨年は故障もあって、バットを一度も振れないままキャンプインしました。
その反省から先輩や同僚との自主トレをあえて選ばず、甘えを排してすべて自分の責任でやる単独自主トレを選択したそうです。
阿部監督も「自分に負けずにやることも精神的トレーニング」と後押し、3年目にかける覚悟と決意で厳しいメニューを自ら課し鍛えてきました。
球場での練習時間は連日4時間近く。「故障しない体づくり」とバットの「振り込み」がメインテーマ。
公開トレでもティー、フリー打撃、ロングティー合わせると約500スイング、特に「強く振り抜く」を意識したロングティーでは柵越えを連発し「いい感触だった」と本人も手応えをつかんでいました。
「昨シーズンの反省点は後半戦での守りのミス」と浅野選手。守備の向上を課題にするが、何より「打たなければ一軍で使ってもらえない」と打撃のレベルアップを強調。甘い球を一振りで仕留める「強いスイング」を最大の強化ポイントに挙げます。
トレーニング後のインタビューでは「昨年は(東京で)多くの人に香川からきた、高松からきた、と声かけてもらいました。今年はもっと来てもらえるよう頑張りたい」と目を輝かせました。
最後に今年の抱負として色紙に「優」の字を書き、チームの「優勝」と周囲への感謝を忘れない「優しさ」を心に誓っていました。
香川県の期待の星、浅野選手。今年もますますの活躍をお祈りしています。また、香川に帰ってくるのを楽しみにしとるけんね!